立地企業の声

「花巻市を選んでよかった」。
立地企業の方の声をご紹介します。

Company Voices 立地企業の声

vol.21

飛行機で機内誌を見て
すぐに花巻市に相談
素早い市役所の皆さんの対応に
ご縁を感じました

クリーンテクノ株式会社
代表取締役社長 山下大起
2019年度取材

半導体製造工場内に設置する排気装置(局所排気ダクト)の製造・メンテナンスを事業の主軸とするクリーンテクノ株式会社。
福井県鯖江市に拠点を置く同社が、岩手県に工場と事業所を展開するに至った経緯など伺いました。

花巻工場設立に尽力してくださった
市役所の皆さんに感謝

当社では、半導体の製造工場に設置する排気装置を作っています。局所排気ダクトと言いまして、塩化ビニール樹脂(以下、塩ビ)を溶接してのオーダーメイドです。
大手半導体製造の東芝メモリ(現:キオクシア株式会社)さんの仕事を長くしていまして、東芝メモリさんが岩手県北上市に工場を作るということで当社にもと声がかかったことが岩手に工場を作ることになったきっかけです。飛行機で岩手に向かっている時に機内誌を見たら、「東北に拠点をお探しの方はいらっしゃいませんか?」と書いてあって、これだっと思ってすぐに花巻市役所へ行って相談しました。そうしたらすぐに対応していただいて、ここの内覧に来て…。天井の高さ、工場の広さ、私が思っていた条件にぴったり。あっという間に場所は決まったものの、働いてくれる人が集まるだろうかという不安がありました。そうしましたら、市役所の皆さんが「人を集めるために汗をかきます!」と言って動いてくださって、たくさんの応募があってホッとしました。
市役所の皆さんには本当に感謝しています。

三つの部門が当社の柱です

当社の事業は三本柱があります。まず一つ目は工務部門。局所排気ダクトの製作と施工などを行います。東芝さんの世界最大の半導体工場が三重県の四日市市にあるんですが、そこの特殊な排気のダクトの製作と設置を30年ぐらい前からずっとやってきました。通常、空調ダクトは鉄板を使うものなのですが、半導体工場は酸とかアルカリ性の揮発ガスを排出するので金属はダメなんです。塩ビじゃないといけない。その特殊なダクトを作って取り付けるというのが当社の仕事なんです。製造から取り付けまでを受け持つ会社は、全国で見てもそう多くはないと思います。
二つ目は、インターネット事業部門です。半導体業界は好不調の波があるので、一つの事だけをやっているわけにはいかないと考えて、インターネットの仕事を始めました。それが2001年でしたが、年々右肩上がりの好調で今では全社の売り上げの3割ほどを占めています。女性社員を中心に、確実に業績を伸ばしています。
三つ目は、新規事業部門です。前社長が新しいことを始めてほしいと作った部署なんですが、こちらではアパレル関係の仕事が順調で、売り上げだけで1割ほどになっています。
当社は、全社を見ても若い人材が会社を支えてくれています。工場長は30代半ばですし、各部署の役職者はだいたいそれくらいの年代です。もちろんベテラン社員もいますが、若い社員の力はとても心強いですし、会社の原動力にもなっていると思います。

岩手はとにかく広い!という印象です

花巻市の印象ですが、正直言って、初めて岩手に来るまでどこにあるのかすらわからなかったんです。飛行機の中でパンフレットを見て知って、空港に降りてから位置を確認したくらいです(笑)。事業所と工場を作ることになって、たくさんの方々とお会いする機会が増え、何度も通うようになって思うことは、まず真面目な方が多いということ。仕事をお願いすると粘り強く取り組んでくれますね。きっとその影響なのかもしれませんが、あの震災から10年も経っていないのに、震災の影響を感じません。岩手県民の皆さんが真面目に頑張って復興に取り組んでこられたからだと思います。
そして、花巻に来て感じたのは寒い!氷点下のなかで工場設置に取り組んだせいでもあるんでしょうが、冬の花巻はほんとに寒いと思いました。本社のある福井の鯖江や、事業所のある四日市では体験できない寒さです。
今後は、東北全域に営業をかけていこうと思っているんですが、とにかく東北は広い。特に岩手は沿岸に行こうと思うだけで2時間とか3時間とかかかるので正直驚いています。隣県の宮城や秋田に行くのもけっこう時間がかかりますよね。それでも、とにかく岩手をまわらなくてはと思って、今、頑張って車を走らせているんですよ。

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