立地企業の声

「花巻市を選んでよかった」。
立地企業の方の声をご紹介します。

Company Voices 立地企業の声

vol.7

環境対策に積極的に取り組み
東北を中心に
溶融亜鉛めっき加工を展開

株式会社デンロコーポレーション
執行役員 東北ガルバセンター長
丸橋敏明
2014年度取材

送電用鉄塔の国内シェアNo1

東北ガルバセンターをご紹介する前に、株式会社デンロコーポレーションについてご説明致します。
デンロコーポレーションは、1946年に創業者である鈴木義一が電気加熱炉の設計・製作の鈴木電化工業所を設立したのがはじまりです。本社・工場を大阪にかまえ、現在は東京、九州他8カ所に支店・工場を展開。「鉄塔とその周辺製品の設計・製作」、鉄鋼製品生産用プラントの設計・製作」等、各分野で社業を伸ばしてまいりました。鉄塔につきましては、送電用鉄塔の国内シェアNo1を誇ります。
東北ガルバセンターは、デンロコーポレーションの受託加工部門のひとつ「溶融亜鉛めっき加工」として、2002年に操業を開始しました。

東北六県の中心に位置する花巻

東北ガルバセンターの「ガルバ(=ガルバナイジング)」とは、「溶融亜鉛めっき加工」を指します。
「溶融亜鉛めっき加工」は、鋼材の防錆方法のひとつです。鉄と亜鉛が合金反応することによって一体となり、衝撃や摩擦で剥離することがなく、長期にわたって防錆効果が続きます。
同センターの場所に花巻を選んだのは、東北全域でのめっき加工を見据えてのことでした。東北六県を俯瞰で見ると、花巻はほぼ中心に位置します。交通の便が良いことも決め手となりました。

労働集約型から自動化へ

デンロコーポレーションでは、環境対策に力を入れております。特に東北ガルバセンターは、環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO14001を認証登録。工場での溶融亜鉛めっき加工は、労働集約型からコンピューターを駆使した装置産業を目指し、現在も自動化が進んでいます。
また、酸・アルカリを無臭化させるハウジング設備により、めっき工場特有のにおいがなく、煙や排水も不純物の除去を施しております。

「人」の力を大切に

現在、52名の従業員が勤務しており、そのほとんどが現地採用です。20代の若手社員が多く、女性も数名ですが現場で活躍しています。
当社のモットーは、「顧客志向」、「技術志向」、「人間尊重」。SHO:「S」はソフト、「H」はハード、「O」はオペレーションの技術を奥深く極め、モットーの実現を図っています。そのため、今後も「人」の力を大切にしていきたいと考えています。
今後は顧客満足のために物流改善にも取り組み、東北の雇用増加にもつなげていきたいと思います。

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