立地企業の声

「花巻市を選んでよかった」。
立地企業の方の声をご紹介します。

Company Voices 立地企業の声

vol.4

花巻を拠点に
省エネで、環境にやさしい
樹脂サッシづくり

東北シャノン株式会社
元代表取締役社長 里澤邦明
2013年度取材

花巻は、本州展開の拠点

当社は日本における高性能樹脂サッシのパイオニアメーカーである「株式会社エクセルシャノン」の関連会社として1991年に設立されました。
サッシの素材はこれまでアルミが多用されていましたが、世界に目を向けますと、寒さの厳しいヨーロッパでは樹脂が主流となっております。エクセルシャノンも当初は北海道を中心に展開して参りましたが、樹脂サッシのニーズが広まると共に、本州での本格的な販路拡大に乗り出しました。その際、拠点として選んだのが花巻第二工業団地でした。
その理由としましては、近くに空港と新幹線の駅があり、高速道路の花巻ICからは5分という交通の便の良さが決め手となりました。現在も、花巻から全国へ、特に名古屋以北の本州における需要の大半を当社から供給しております。

結露も心配無用、樹脂サッシの5つの性能

高性能樹脂サッシ「シャノンウインド」の特徴は大きく分けて5つあります。音を入れない、漏らさない「遮音性能」、海岸部や離島など塩害が懸念される地域でも安心の「耐塩(塩害)性能」、雨風をシャットアウトする「耐風圧・水密性」、埃や花粉の侵入を防ぐ「気密性能」。
そして、外の温度を伝えない、優れた「断熱性能」。北海道や東北をはじめとする寒冷地では結露がつきものですが、シャノンウインドはアルミサッシと比較し熱伝導率の差が1000倍あり、結露を防止し省エネルギーにも貢献します。その断熱性能は、暖房熱に限らず冷房熱の効率も良いため、九州や沖縄など温暖な地域にも普及しています。
東北シャノンはシャノンウインドの国内最大拠点であり、形材の製造から製品の組み立てまで一貫生産しております。

花巻の地で、環境にやさしい会社づくり

東北シャノンでは、正社員、パート、派遣社員を合わせて約120人が働いています。そのほとんどが地元採用です。
シャノンウインド製造時の各工程では、少数精鋭の技術スタッフによる精緻な品質管理が徹底され、その優れた性能と機能、安定した品質は、高い信頼と評価を得てきました。
また、自然豊かな花巻に根差し、環境への取り組みにも力を入れております。「窓枠は窓枠へ」をキャッチフレーズに、生産工程で発生する端材や、家屋建て替え時などの廃棄窓は回収・再処理する「マテリアルリサイクルシステム」を確立中です。
2001年には花巻工業クラブの全面支援により、花巻第二工業団地入居企業で「産業廃棄物研究会」を立ち上げ、産業ゼロ・エミッション推進活動を開始。2004年には産業廃棄物のゼロ・エミッションを達成しています。

シャノンウインドの製造工程が見学できます

当社の強みは、最新鋭の設備による規格品の生産、そして熟練技術者によるオーダーメイドにも対応できるところです。
技術力の高さ、性能の良さを実際に確認していただきたいと思い、当社では工場見学を歓迎しております。断熱性能の詳細や、様々なデザインを直に目にすることができます。
工務店様はもちろん、新築や増改築をお考えのお施主様も、どうぞお気軽にお越しください。
※予約が必要となります。

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