立地企業の声

「花巻市を選んでよかった」。
立地企業の方の声をご紹介します。

Company Voices 立地企業の声

vol.2

アクセスがよく
緑に囲まれた花巻で
自然エネルギーをさらに探究

サンポット株式会社
元代表取締役社長 坂内孝三
2013年度取材

立地の決め手はアクセスのよさ

「サンポット花巻工場」の1期工場が完成したのは2001年です。事業拡大を目指して、川越と札幌の工場のほかに工場用地を探しているタイミングで、岩手県の立地推進フェアがあった。担当の方に薦められて、雪の降る時期に初めて花巻を訪れました。
我が社の最大の市場は北海道で、売り上げの60%を占めます。工場立地のいちばんの条件は、北海道へのアクセスが便利なこと。それを考えるとやはり、花巻空港の存在は大きかったですね。その後2004年に2期工場を完成させ、2006年に本社を花巻に移転しました。
今、パートを含め従業員約200人ですが、そのうち160人は地元採用。皆さんまじめで本当に感心します。花巻は子育てにいい環境なので、当社の女性従業員にも、子育てをしながら働いている方がたくさんいます。しいて言えば全員が車通勤なので、川越時代と違い、会社帰りに気軽に交流できないのが残念ですね。

自然エネルギーを活用した、
環境にやさしい暖房を

花巻工場では、石油・ガスストーブ、電気ボイラーのほか、環境に配慮し、自然エネルギーを活用した岩手型ペレットストーブ、地中熱ヒートポンプなどの製品も製造しています。特にペレットストーブの普及には力を入れています。ペレットは、岩手はもちろん、日本で唯一自給可能なエネルギー源であり、森林資源の利活用につながりますから。
もう一つ力を入れているのが地中熱冷暖房システム。北海道大学と協力して開発・製品化したもので、1期工事と同時に研究開発部門を花巻に移管した成果です。

さまざまなエネルギーに対応するラインナップ

巷ではエネルギーミックスなどといわれていますが、当社としてはこの12年間、石油暖房機、電気暖房機、ガス暖房機、そして自然エネルギー対応の暖房システムと、ラインナップを揃えてきました。しかしながら廉価で簡便な石油エネルギーに替わる製品を開発するのは非常に難しいので、現在も石油(灯油)の比重がまだ8割をしめています。電気は電力の需給のバランスから、使用電力量が大幅に削減できる地中熱ヒートポンプの需要が急速に増大しています。化石燃料である灯油・ガスの有限性を考えて、昨今問題となっているヒートアイランド現象にも対応した、地中熱ヒートポンプ冷暖房システムを、一層強力に推進したい。石油暖房機の売り上げを維持したまま、他のエネルギー製品の比重を高められればと、欲張った考えで、現在はガスストーブのシリーズ化も図っています。

より使いやすい
ペレットストーブを開発中

一時岩手県が推進したペレットストーブの普及は、市場が全国的に広がりを見せて、岩手県は全国で3~4番目の普及台数に留まっているのが現状です。国内のメーカーも20社程に増えて、輸入品も数多く採用されています。ペレットは京都議定書上ではCO2排出量ゼロの、身近で手軽な環境にやさしい国産エネルギーだから、ぜひ使わない手はない。岩手はこれだけの森林があるのだから、間伐材をもっと利用してコストも安くできれば、普及につながると思うんです。
現状の岩手型ペレットストーブは、石油ストーブ並に使えるようにというコンセプトの元に開発されていて、多少高価なものとなっていますので、もっと普及が広がるような製品の開発を続けていくつもりです。

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